トンネル関わる骸骨
トロー早く早く急いできた。彼ひとりなキは岩かくようにして、呆れるほど素早く駆け登ってマ場を鈎爪でひっ。キじ登ってら、きっと、もっともっと早く逃げられたのだろうが地上によくるまで、ワこわーナタルは今まででいちばん怖い思いをした。ああどうか神様キを助けてください、彼を死などりやっとおどキマが地上に躍り出た。みんな大丈夫かと、ンが怒鳴る。とたんに、足元の地面がーマーマローラ脱出沸騰するお湯みたいにグラグラした。逃げろいっせいふほうらく1同は1斉に走り出した。振り向かなくても、崩落する地面の縁が、腫のすぐ後ろ1メートルほせまひじどのところに迫っているとわかった。わたしはミーナと手をつな、ぎ、キマに肘をつかまれて走りに走った。教会の焼け跡の先、小さな岩山が見えてきた。飛べと、トロンが叫んだ。あの岩の向こうに飛ぶんだおどろわたしはミーナにひっぱられて、自分でも驚くくらい鮮やかに空に身を投げ出した。宙を飛んでいっしゅんいるとき、ミーナがまたわたしを抱きかかえ、リードしてくれるのを感じた。一瞬の後には、頭かひざら落下するのでも、胸から滑り込みをするのでもなく、くるりと1回転して足を下に、膝を曲げてなんちゃくりく軟着陸していた。