RSS: articles



ファンロンかりにファンロン

その代理を務めるように、じララリリスいっと自分のしっぽを見つめていたミーナが、そのままの姿勢で短く言った。エルザさんを置いて出ていかれるわけがないじゃないの。ね?でもさ、駆け落ちってこともあるじゃない?ねえ?あわてて言い足すわたしに、エルザは少し涙ぐんだような瞳を向けた。わたしは、もちろんトニについてゆきたい。でも、父を見捨てて出ていくわけにもいきません。父に目を覚ましてほしいんです他種族差別主義は間違っているって、わかってほしいんですね?ええ父だって、若いころからああいう思想を持っていたわけではないんですいつごろから変わってしまったんです?きおく7、8年ほど前からのことになるかしら。母が病気で亡くなってエルザは記憶をたどるよさびうに瞳を泳がせた。そのあと、寂しさをま、ぎらわすためでしょうけれど、聖堂の活動を熱心にするようになったんです。ほら、あの大鐘楼のある聖堂めがみだけどあれは、女神さまの聖堂でしょ?そうですけれどでも、これも話すと長くなるけれど、リリスではそうとばかりも言い切れなっかさどせいれいまついの。宝玉の生み出す美を司る精霊を杷るための聖堂だという意味もあってそういえば、ガサラには聖堂などなかった。